私の住まいの近くには3軒の税理士事務所があります。
三者三様です。
A税理士は、70代で税務署上がりです。事務員さんはいません。
B税理士は、試験組の税理士で一番脂の乗っている50代です。事務員さんは4人います。住まいと事務所は別々です。
C税理士は40代です。なぜこの人が税理士になったのかと疑います。常に近隣の人に迷惑をかけています。両隣りは空き家になっています。看板を出していますが、仕事があるのでしょうか。多分ないと思います。この人も試験組でしょう。

名古屋市では法人化した大手の税理士さんを知っています。
試験合格組で開業して、社会保険労務士などの士業の方と組んで事務所をどんどん大きくされました。
この先生は努力家で、つい最近修士課程を終えました。
そしてある私立大学の教授にもなって見えます。
一時健康に不安がありましたが、今は意気軒昂です。
若手の教育にも熱心で、その中からは法人の役員になる人も出てきています。
また顧客を大切にされています。
商売人としての手腕も素晴らしいものがあると思います。
税理士の肩書を自慢する人は少なくありませんが、この先生はそのようなことは片鱗も見せません。
裕福な家庭に育ったからという分けばかりではないでしょう。

税理士さんは数が多いだけに色々なタイプの人がいます。
私が税理士に持つイメ-ジとしては、プライドが高い、教えてやる、仕事をやってやるなど概して上から目線の職業人である印象が強いです。
独占の資格を与えられた商売である以上、顧客の目線まで下りて行って相談業務などに対応すべきではないでしょうか。
難しい試験に合格した特別な人間であるとの思いが強いと、顧客の反発を食らうことになると思います。
国税庁の手厚い庇護の下で守られている税理士制度ですが、昨今の事ちょっとしたことで情勢がころりと変わってしまいますから用心したいところです。
税理士制度は今のままでいいとは思っていません。
国民に開かれた納税制度を浸透させるために活かすことが必要だと思います。
これは納税制度の改革も必要になりますから、長い時間軸の問題になり実現まで日数はかかると思います。
国民から見て一段高い所にいる税理士さん。
階段を一段降りていただいて、誰もが必要な時、低い費用で直ぐに相談できるような体制づくりを税理士会を中心に進めるべきではないでしょうか。
また税理士試験には税法一本だけではなく、配点の高い税理士としての適性検査・面接も加えるべきだと思います。